G ロッコール 28mm f3.5

G Rokkor 28mm f3.5

images by bing

G ロッコール 28mm f3.5とは

銘機「ミノルタTC-1」搭載のレンズ

ミノルタがかつて販売した高級コンパクトカメラ「TC-1」に搭載されていたGロッコール28mm/f3.5をLマウント化したものです。

評判の高かったTC-1用のこのレンズは、1998年にシルバーが限定2000本、当時11万円で発売されました。非常にプレミアムなレンズで、アルミ鏡胴の質感が良く、使っていて大変気持ちの良い仕上がりです。

ひと目で「TC-1」と分かるコクのある描画

TC-1の魅力は、搭載されたGロッコールの優れたレンズ描写にあります。、濃厚で色乗りが極めて良く、シャープでコントラストの高い優れたレンズです。カラー撮影では被写体の魅力をグッと引き立たせる性格を持っています。

逆光にも比較的強く、フレアやゴーストの発生も抑えられています。どんな光線状況でも不意なシャッターチャンスを逃しません。また、ヌケの良い描写とほんのりとした周辺減光がひと目でGロッコール28mm/f3.5で撮影したものだと分かるほどの魅力を持っています。

ネットでこのレンズについて調べていると、補正ができないほどの周辺光量の低下が見られるとのレビューが掲載されています。これはエプソンのデジタルレンジファインダカメラ「R-D1」との相性が悪いために起こります。後玉の左右にレンズを保護するためと思われる足が付いており、これがセンサーへの光を遮っているようです。もちろん、フルサイズ機や35mm銀塩カメラではそのような周辺減光はなく、銘機TC-1の味を存分に楽しむことできます。

現在のオークション出品

オークションの出品はないようです。

最近「G ロッコール 28mm f3.5」を話題にしたブログ

情報なし
取り上げているブログは見つかりませんでした。

スペック

発売日
1998年
レンズ構成
マウント
ライカスクリューマウント(Lマウント)
生産本数
2000本