コンタックスIII

Contax III

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コンタックスIIIとは

露出計の付いたコンタックスIII型

コンタックスIII型は、露出計付きcontax II型で、基本性能はコンタックスIIとしたcontaxシリーズの最終版です。

露出計はセレン光電池で動き、およそレンズの画角にして5cm相当の部分を測光することができます。セレン光露出計は、使用時に前面の蓋を開いて使い、上面にある針メーターに測光結果が反映されますので、この値にしたがってシャッターや絞りの値を設定します。

セレン光露出計は、現代でも割と正確な測光結果を反映します。なお、劣化による故障が多いのは配線など電気系統と言われています。

高い性能はそのままに

コンタックスII同様、高速シャッタースピードは1/1250秒で、正確なピント合わせを可能にする長い基線長のレンジファインダーが特徴です。露出計が付いていることで、撮影はより便利になっています。

前述のとおり、露出計のセンサー自体は動作すれば現代でも実用できる精度が出ますので、中古での狙い目は、露出計の動くものになるでしょう。

現在のオークション出品

オークションの出品はないようです。

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スペック

発売年
1936-1943年
マウント
-
ファインダー倍率
0.7倍
ブライトフレーム表示
-ミリ
距離計基線長
89.3ミリ
有効基線長
63ミリ
シャッタースピード表示
B・(1)・2・5・10・25・50・100・200・500・1250
シャッター形式
鎧戸式縦走りメタルフォーカルプレーンシャッター
露出計
あり
フィルム巻き上げ
ノブ式
フィルムカウンター
手動リセット式
フィルム巻戻し
ノブ式
セルフタイマー
あり
サイズ
W140×H100×D40ミリ
重さ
725グラム