コンタックスII

Contax II

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コンタックスIIとは

ロバート・キャパのカメラとしても有名

コンタックスIIは1936年に登場したレンズ交換式のレンジファインダーカメラです。

戦争写真で有名なロバート・キャパも愛用していたカメラとして、また、ライカのライバル機としても知名度の高いカメラです。

※ロバート・キャパがノルマンディー上陸作戦を撮影したブレで有名な写真は、このコンタックスIIで撮影されたものです。

衝撃の一眼式ファインダー

1936年当時、同じ時期に発売されたライカIIIaは、ピント合わせのために、離れた場所にある別のファインダー窓を覗く必要がありましたが、コンタックスIIでは、一つのファインダーでピント合わせも行うことができます。

また、セルフタイマーや、シャッターを切った際にダイヤルの回転しない一軸不回転式シャッターダイヤルなどは当時としては画期的ではないでしょうか。

完成度の高い内部構造で安定した品質

contax I型と比べると故障も少なく、また、作法的な操作もないため、扱いやすくなっています。

また、コンタックスは長い基線長を持ち、ライカよりも高いピント精度を出すことが出来るのが特徴です。ライカの曲線を強調した丸いデザインとは対照的な直角・直線を強調したデザインは、今でも根強い人気があります。

現在のオークション出品

オークションの出品はないようです。

バリエーション

IIa
小型化されたモデルです。

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スペック

発売年
1936-1943年
マウント
-
ファインダー倍率
0.7倍
ブライトフレーム表示
-ミリ
距離計基線長
89.3ミリ
有効基線長
63ミリ
シャッタースピード表示
B・(1)・2・5・10・25・50・100・200・500・1250
シャッター形式
鎧戸式縦走りメタルフォーカルプレーンシャッター
露出計
なし
フィルム巻き上げ
ノブ式
フィルムカウンター
手動リセット式
フィルム巻戻し
ノブ式
セルフタイマー
あり
サイズ
W140×H85×D40ミリ
重さ
585グラム