ハッセルブラッド 500C/M

Hasselblad 500C/M

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ハッセルブラッド 500C/Mとは

他にないほど軽量で小さな6×6版カメラ

ハッセルブラッド500C/Mは、ハッセルブラッド500系列の中でも人気の高いカメラです。

無骨ながら頑丈で、美しい機能美を持つスウェーデン生まれのハッセルブラッドは、数ある中判カメラの中でも別格です。堅固性はNASAからも大いに評価され、アポロ計画で宇宙飛行士が月面を撮影したのもハッセルのカメラなのです。

そして、他の中版一眼レフカメラと比較して小さくて軽いことも人気の秘密です。他のカメラと比較して、「やっぱりハッセルだ」と購入を決める方も多いようです。

真四角の写真

ハッセルブラッドで撮る写真は、大きな正方形であることが有名です。雑誌などで使う写真は編集者やデザイナーが写真の一部を切り出して使うため、正方形という素材が使いやすいのだそうです。

また、中版というフィルムサイズの大きさは画質に優れ、浅い被写界深度で大きなボケ味を活かすことのできるアドバンテージがあります。作品の表現力を大きく引き上げる力があるのです。

500C/Mの特徴

いくつかあるハッセルブラッドのカメラの中で、500C/Mの人気はダントツです。C/Mの「M」はModify(改良)を意味していて、500Cの改良型モデルと位置付けられています。

その大きな特徴としては、今まで工具が必要だったフォーカシングスクリーンの交換が簡単になったことです。これによって、より明るくピント合わせの容易なアキューマットスクリーンに交換して、最高のピント合わせを実現させることができます。503から標準でアキューマットが付いていますが、こちらは内面防止材が劣化してひび割れるなどの問題があるため、長く使うには500をお勧めをします。

また、最も製造期間が長いために中古での市場流通数が多く、コンディションを選びやすいことと相場価格が落ち着いていることから、はじめてのハッセルブラッドとして一番手に入れやすいモデルなのです。

プロカメラマンの高嶺の花が手に入る!!

ハッセルブラッドといえば、ライカローライと並ぶ3大カメラブランドの一つで、高級カメラとして有名です。故に価格は目が飛び出るほど高く、アマチュアには手出しできないプロのためのカメラという固定概念すらあったほどです。

現在では中古価格は落ち着いていて簡単に手に入るようになりました。しかし、「良い物は良い」価格ですね。良いモノの価値は失われません。また、状態の良い物は年々減り、価格も上がっていきます。

全て機械で動作するため、現在でも修理可能な「一生使えるカメラ」です。状態の良い個体はすぐに買い手が付いていきます。シャッターを切る一枚一枚が大切なように、良いカメラとどれだけ一緒に過ごすかも価値の高いものだと思います。

広告やファッションポートレートなど、プロのカメラマンに愛されたプロフェッショナルのためのハッセルブラッドを手にすることの出来るチャンスをお見逃しなく!

現在のオークション出品

オークションの出品はないようです。

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スペック

発売年
1970年