ハッセルブラッド 500C

Hasselblad 500C

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ハッセルブラッド 500Cとは

ベストセラーモデル

ハッセルブラッドは堅実性の高さが大いに評価されています。NASAのアプロ計画でも月面を撮影したのはハッセルブラッドでした。

また、レンズはドイツの一流光学メーカーであるカールツァイスから供給され、その優れた描写力は中版フィルムならではの迫力をさらに高めます。

ボディの高い信頼性とレンズを始めとするVシステムの完成度から、ハッセルブラッド500Cは76700台が生産されるベストセラーモデルとなりました。

初期型にはエアダンパーを装着

製造初期3年間までのカメラには、バックシャッターの衝撃を和らげるエアーダンパーが搭載されています。

数あるハッセルブラッドの中でも希少なモデルで、外見上ではボディ正面左側に上下2つの穴があり、マウント内左側にピンが出ていることで判別ができます。

最初の登場から完成されたカメラ

ハッセルブラッド500シリーズは、この500Cから始まっています。そして、現行機である503CWに至るまで、その外観と基本性能はほとんど変わりません。

長い月日を経てもデザインが変わらないのは、35mmレンジファインダーカメラのライカや、二眼レフのローライフレックスなど、いずれも一流メーカーの高価なカメラに限られ、ハッセルブラッドもその仲間です。

現在のオークション出品

オークションの出品はないようです。

バリエーション

500C/M
後期型からミノルタ製のスクリーンマットが標準で付けられています。
500CX
TTLストロボ機構を内臓し、ミラー機構が改良されて、ミラー切れの問題が解消されています。
500クラシック
500C/Mの復刻版で、CFプラナー80mmf2.8、A12マガジンとセットで販売されています。
501CM
入門機としてベーシックなスペックを兼ね備えています。
503CW
503CXのワインダー対応機です。

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スペック

発売年
1957年