はじめに
プロのカメラマンさんがスタジオでモデルさんの顔にくっ付けようとしているヤツ、あれです。
指針式のメーターでレトロですよね。
はじめて使うには敷居の高い機械のように見えますが、慣れると手早く露出を測ることの出来る、露出計のないマニュアルカメラに必須のアイテムです。
室内で使うとき / 野外で使うとき
本体の裏側のポケットに金属製のフィルターが入っています。
※私はこのフィルター板をツマミあげるリングをなくしてしまいました。(写真の状態がそれです。)撮影用にフィルターをポケットに入れたところ、磁石でピッタリくっ付いてしまって大変な思いをしました。みなさんは気をつけてください。
明るい野外では、フィルターを受光部の頭に差し込んで使います。
そのまま使うとメーターが振り切れて計測ができないからです。
露出の測り方
撮影感度をセットします。
透明の円板部分をカチカチと回していきます。写真はISO200にセットした例です。
本体真ん中のボタンを押します。
ボタンを押している間はメーターの針が動きます。
室内(フィルタなし)の場合、赤い針の示す値と黒い矢印の示す値が同じになるように、円板の側面のダイアルを回します。
野外(フィルタあり)の場合は、赤い矢印(Hと書いてある)に合わせてダイアルを回してください。
絞りとシャッター速度の関係を見ます。
写真の例では、メモリからシャッター速度1/500秒と絞りf11、1/125秒ならf22、といった具合に読み取ることができます。