相手を逆上させる最も冴えた方法
怒らせてしまった相手を宥めるのは簡単なことではありません。しかも肩書などの立場すらない状態でなら尚更です。
プロの写真家はしばし火に油を注ぐようなアドバイスをしていますが、決して真似をしてはいけません。その一例を紹介しましょう。
笑顔
プロは口を揃えて笑顔でいなさいとアドバイスをしています。しかし、笑顔を見た人は「馬鹿にしてるのか!」の一言です。自己満足したから笑った、しめしめと思って笑った、と思われているかもしれません。。
「笑顔=善意」の考え方は、撮影者のエゴでしかないのです。
誠意
話せば分かると思って、一生懸命弁明を始める撮影者がいます。これがうまくいくかどうかは相手を選びます。
とあるプロ写真家は公共交通車両の中で、目の前のカップルをノーファインダーで執拗に連写して相手男性を怒らせ、誠意なるものを見せましたが交番へ連れて行かれました。
誠意さえあればと信じ、相手の気持ちを無視した結果であると言わざるを得ません。
「誠意=善意」の考え方は、撮影者のエゴでしかないのです。
相手を魅了し続ける
社会的な生活をする上では、説明責任を最後まで果たせるかどうかは重要です。しかし、気持ちの問題はこれとは別です。
身の潔白はきちんと示した、という態度は、時に相手へ真っ向から対立しますという宣言になることがあります。すると相手の気持ちはどうなるのでしょうか。
そのようにして正面対決をする時間、つまり相手を苛立たせる時間は、撮影者が相手の視界に入っている時間に比例します。
つまり、早く目の前から消えて、忘れさせてあげたらいかがでしょうか?ということです。