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ビオター 4cm f2とは
600本ほどだけの珍品レンズ
ビオター4cm/f2は、製造本数の少なさから、いわゆる珍品レンズに属します。
このレンズには大きく2つのバリエーションがあり、250本ほど製造された「4cm」表記のものと、 350本ほど製造された「4 1/4cm」の表記のものがあります。いずれも焦点距離は42.5mmで、黒鏡胴、クローム鏡胴の色違いが有ります。
オールドレンズの愉しみ
標準レンズよりやや画角は広く、開放値f2というゆとりある設計で使いやすいレンズとなっています。特にContax Iでは内蔵ファインダーが5cmを使うには広く、ちょうど、この4cmのレンズが使いやすいとされています。
周辺部は像の流れがあり、珍品らしい描写です。絞り開放のズマールよりは落ち着いているのではないでしょうか。
専用のビューファインダーが黒、クローム共に存在しており、こちらもレアアイテムです。ファインダー一つにしても丁寧に作られており、コレクションとしても実用品としても楽しみの増すレンズですね。
現在のオークション出品
オークションの出品はないようです。
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スペック
- 発売年
- 1933年
- マウント
- バヨネットマウント
- レンズ構成
- 4群6枚
- 絞り
- f2-f16
- 撮影距離
- 1m-無限(左記は距離系連動範囲。0.9mまで可能)
- フィルター径
- ねじ込み40.5mm、かぶせ42mm
- 重量
- 245g