ビオゴン 35mm f2.8

Biogon 35mm f2.8

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ビオゴン 35mm f2.8とは

ベルテレが開発した歴史的名レンズ

ビオゴン35mm/f2.8は、ルートヴィヒ・ベルテレがいくつもの試作を経て生み出した名レンズです。

非常に優れた設計のため、その後の高級広角レンズの基礎となりました。

特徴のある飛び出た後玉

カメラに取り付けるとコンパクトなビオゴン35mm/f3.5の特徴は、その後で大きく突出した後玉です。

バックフォーカスが短く、フィルムカメラに取り付けてシャッター開いたフィルム室から見ると、直後に大きなガラスを見ることになります。このため、戦後型のContax IIaContax IIIaでは装着することができません。

デッドコピーにロシア製のジュピター12があり、形状は同様です。

切れるようなシャープさ

今もなお伝説となっているビオゴンの描写力は、良く写るだけのレンズでは語り継がれません。

硬質な鮮鋭度の高い解像力と優れた質感再現は、大きく伸ばすほどに被写体の立体感が増してきます。このレンズに魅了された写真家は数知れません。

現在のオークション出品

オークションの出品はないようです。

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スペック

発売年
1936年
マウント
バヨネットマウント
レンズ構成
4群6枚
絞り
f2.8-f22
撮影距離
0.9m-無限
フィルター径
40.5mm
重量
115g