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レオタックス エリートとは
バルナックだけど、巻き上げレバー、巻き戻しクランク
レオタックス エリートは1959年4月に発売されたバルナックライカ型のレンジファインダーカメラです。
特徴的なのは、バルナック型ライカにも関わらず巻き上げレバーを搭載していることと、当時ライカにも無かったクランク式の巻き戻しを採用していることです。これによって次のシャッターチャンスまでの時間を大幅に省くことができるようになりました。
巻き上げレバーの付いているレオタックスのバルナック型コピーライカにはレオタックスFV、レオタックスメリットがあり、それぞれの違いは、メリットはセルフタイマー付き、FVはセルフタイマーと1/1000秒シャッターが付いています。
倒産前レオタックスカメラの最終モデル
レオタックスカメラ倒産前に発売されたため、このレオタックスエリートがレオタックスカメラの最終モデルとして知られています。
ライカM3登場後、コピーライカを開発していた日本のカメラメーカーは、一眼レフに転向するかM3を追うかを迫られ、レオタックスカメラは後者の道を歩みました。レオタックスエリートは、そんな中でのバルナック型コピーライカの最終モデルとなります。
バルナック型に上手くまとまった優美なデザイン
ノブ式ダイヤルで統一されたイメージの強いバルナック型ライカのデザインですが、巻上げノブの付いたレオタックスエリートの軍艦部は綺麗なデザインで、ダイヤルのガチャガチャ感と巻き上げレバーのスマートさが素敵です。
ボディからチラりと顔を覗かせる巻き上げギアはフィルムカウンターの手動セット用。見事にまとめたなと思います。
セルフタイマーなしですのでシンプルなカメラ前面にスマートさが惹き立ちます。
現在のオークション出品
バリエーション
- 発売年
- 1959年4月
- 名称
- 改称前のカメラ名はレオタックスTL2です。
最近「レオタックス エリート」を話題にしたブログ
- 情報なし
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スペック
- 発売年
- 1959年
- シャッター速度
- B,1-1/500
- セルフタイマー
- なし