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ニッカ5型とは
フィルムの入れやすさは本家以上の国産コピーライカ
ニッカ5はライカスクリューマウント(バルナック型)のレンジファインダーカメラで、日本のコピーライカの一つです。
「ニッカIIIS」や「ニッカ4」と比較して大きく異なるのは、底蓋を外すと裏蓋の一部が蝶番で開くようになっていることで、シャッター幕を傷つけないよう予めフィルムをカットしたりする必要もなく装填を行うことができるようになっています。
距離計とファインダーの近接
いままでベースとなっていたのはニッカのコピー元であるライカD3で、距離計とファインダーの接眼部は大きく分かれているものでした。
ニッカ5では、ライカ3bのように2つの覗き窓を近接させ、わずかな目の移動だけで撮影ができるように改良されているので、シャッターを切るまで素早く操作を行うことができます。
ボディはダイキャスト製なので、ライカ3cに近いとも言えます。その他、シャッター速度系列には中間速度の抜けを無くし、1/25秒以下ではX接点、1/50秒以上ではFP接点に自動的に切り替わるなど機能面でも大きく進化をしています。
ライカに最も近いカメラ
国産のコピーライカであるニッカ5は、ライカ3fなどのバルナックライカと形状やサイズが非常に似ていて、珍しさから中古で人気のあるカメラです。確かに、メイドインジャパンの国産カメラであることは持っていて嬉しいですよね。
長く愛用する人が多いためか、オークションでも見かける機会が減ってきています。出品されていたら是非落札を。
現在のオークション出品
オークションの出品はないようです。
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スペック
- 発売年
- 1955年