ライカ IIIc

Leica IIIc

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ライカ IIIcとは

ボディは合金で軽量化、工作精度が向上したライカ

ライカIIIcになると、ボディの素材は真鍮からダイキャスト合金になり、以前のモデルと比べると、本体重量は手にとってすぐに分かるほど軽くなっています。

また、ダイキャストにすることでカメラ自体の工作精度も上がり、真鍮製ライカのように一台一台を職人が調整するということもなくなりました。

中古では流通量も多く、手に入れやすい

機能はストロボ同調のないシンプルなもので、この点ではライカIIIfよりも高く評価されています。

生産当時は戦争中だったこともあり、材質の悪いパーツ(シャークスキンという肌触りの良くないレザーなど)で組まれた個体も存在するため、比較的流通価格は低めです。

中古のライカIIIcには改造によってストロボ接点が取り付けられているものも多く、実用面では当時から人気があったことが伺えます。

現在のオークション出品

オークションの出品はないようです。

バリエーション

IIc
スローシャッターを取り除いたモデルです。シャッターの最高速度は1/500秒になっています。(ライカIIc)
Ic
ファインダーを取り除いたモデルです。(ライカIc)

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スペック

発売年
1940~51年
マウント
ライカL
ファインダー倍率
-倍
ブライトフレーム表示
-
距離計基線長
-
有効基線長
-
シャッタースピード表示
B・1・4・8・20・30・40・60・100・200・500・1000
シャッター形式
機械式横走り布幕
シンクロ接点
なし
露出計
なし
フィルム巻き上げ
ノブ式
フィルムカウンター
手動リセット式
フィルム巻戻し
引き上げ式ノブ
セルフタイマー
なし
サイズ
W136×H65×D39ミリ
重さ
-グラム