ライカ M2

Leica M2

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ライカ M2とは

35mmレンズに対応したクラシックMライカ

ライカM2は実用的なクラシックカメラとして愛用者の多いレンジファインダーカメラです。

街撮りなどスナップ写真では一般的な35mmレンズの画角に対応したファインダーを持っていますので、この時代のスタイルだった35mmレンズ用の外付けファインダーを取り付ける必要はありません。同時期のM型ライカであるライカM3では50mmより望遠のレンズに対応したファインダーであるため、35mm,50mm,90mmとよく使うレンズを全てカバーするM2が重宝します。

シンプルなライカの行き着く先

ライカM2は非常にシンプルなカメラです。電池もいりませんし、難しいものは何も付いていません。

フィルムカウンターは巻き上げレバーの根本にある文字盤でセットしますので、バルナックライカと同じように、フィルム装填後に現在コマ数を手動で1にセットすると、巻き上げのたびにカウントアップされていく仕組みになっています。

ファインダー部品はライカM3よりも簡素化され、衝撃による破損といった構造的な心配に悩まされることもありません。

操作性はライカM3と同じく、フィルムの先端を巻き付ける部品(スプール)を用いてフィルムを装填し、撮り終わったら巻き上げノブを回すクラシカルな仕様です。

ライカを始めたいならM2

35mmレンズを思う存分使えるライカM2は、クラシカルな外観で扱いやすく、いつも持ち歩く散歩カメラとして優秀な相棒となるでしょう。

M型ライカの中でも価格は控えめで、ライカを始めた人の多くがこのライカを手にしていますよ。

現在のオークション出品

オークションの出品はないようです。

バリエーション

M2-R
フィルムが簡単に装填できるモデルです。
MP-2
フィルム巻き上げ用のモーター付きです。

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スペック

発売年
1958年
マウント
ライカMバヨネット式
ファインダー倍率
0.72倍
ブライトフレーム表示
35/50/90ミリ
距離計基線長
68.5ミリ
有効基線長
51.4ミリ
シャッタースピード表示
B・1・2・4・8・15・30・60・125・250・500・1000
シャッター形式
機械式横走り布幕
露出計
なし
フィルム巻き上げ
初期2回巻き上げ、後期1回巻き上げ
フィルムカウンター
手動リセット式
フィルム巻戻し
引き上げ式ノブ
セルフタイマー
内蔵/なし
サイズ
W138×H77×D33.5ミリ
重さ
-グラム