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ライカ M6とは
露出計の付いた実用的なライカ
ライカM6は露出計の内蔵された距離計連動式レンジファインダーカメラです。露出計の付いた実用面で人気のあるカメラで、1984年の発売から1999年まで、16年間にも及ぶロングセラーとなりました。
ロングセラーの秘密は言わずもがな、同じく露出計を搭載したライカM5よりも小型で軽量、なおかつデザインも「いつものライカ」となって取り扱いやすいためです。軽快な機動力で真価を発揮するライカだからこそ、伝統的な大きさと操作性である必要があるのです。
フィルムの巻取りはライカM4から採用された傾斜クランクを使い、迅速に次のフィルムを装填することができます。こうした実用性も高評価のポイントです。
スナップで多用する35mm画角に対応するファインダー
ファインダーのブライトフレームは35mm枠に対応し、50mm、90mmなど普段良く使うレンズの画角をカバーしています。
倍率は0.58倍、0.72倍、0.85倍から、普段使うレンズの画角によく合うものを選ぶことができます。
ライカの印、赤いロゴ
このカメラの特徴の一つに、本体前面にあるライカの赤いロゴがあります。
「これがライカという高級ブランドだ」とひと目で分かる証となり、撮影者によってはこのマークをテープやマジックで隠してしまうこともあるようです。
中古でも程度の良いライカM6は多数流通しているため、今が一番、実用ライカとして手に入れやすいモデルです。
現在のオークション出品
オークションの出品はないようです。
バリエーション
- M6J
- 外観がライカM3風です。斜めクランクと露出計が付いています。ファインダー倍率は0.85倍。ファインダー枠は35/135、50、90mm。
- M6 0.85
- ファインダー倍率が0.85倍のモデルです。ファインダー枠は35/135、50/75、90mm。
- M6TTL
- TTLフラッシュに対応したモデルです。
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スペック
- 発売年
- 1989年
- マウント
- ライカMバヨネット式
- ファインダー倍率
- 0.72倍(M6TTLの場合は0.72/0.85/0.58)
- ブライトフレーム表示
- (28/90)/(35/135)/(50/75)ミリ
- 距離計基線長
- --.-ミリ
- 有効基線長
- 49.9ミリ
- シャッタースピード表示
- B・1・2・4・8・15・30・60・125・250・500・1000
- シャッター形式
- 機械式横走り布幕
- シンクロ接点
- アクセサリーシュー、フラッシュターミナル(TTL自動調光によるストロボ撮影可能)
- 露出計
- TTL部分測光方式
- 測光連動範囲
- EV2~20(ISO100)
- フィルム感度設定範囲
- ISO6~6400
- フィルム巻き上げ
- 1回巻き上げ
- フィルムカウンター
- 自動復元順算式
- フィルム巻戻し
- クランク式
- セルフタイマー
- 内蔵
- 電源
- 3Vリチウム電池(CR-1/3N)1個または1.55V酸化銀電池(SR44)2個
- サイズ
- W138×H79.5×D38ミリ
- 重さ
- 600グラム