images by bing
ライカ M5とは
デザインの異色なライカ
M型ライカは1954年のライカM3登場以来、デジタル世代のM9になるまで伝統的に一貫したデザインを保っています。ところがこのM5だけは明らかに異色な形をしています。
その理由は、内蔵された露出計に隠されています。
ライカ初の露出計
ライカM5はMシリーズで初めて露出計を内蔵したライカです。当時の技術で露出計のスペースを確保したため、ファインダー部を含む軍艦部はとtめお大きなものになったのです。
発売当時は「これはライカではない!」と批判されるほどだったそうですが、90mmなど重たいレンズを装着した場合はかえってバランスが良くなったり、縦吊りした場合の携帯性の良さは、実際に使ってみると優位なことが多いらしく、現在ではあえてM5を選ぶ方も多いようです。
やや大きさと重量感のあるライカM5は玄人好みのライカと言えるかもしれません。渋いデザインもまた素敵です。
メディアに登場したライカM5
西武鉄道の観光CM「秩父さんぽ」にて、2013年の「大きな声で休みましょう。」で吉高由里子さんが持っているカメラはこのライカM5です。M5をストラップで縦吊りしたスタイルで登場しています。
ちなみに、一つ前のCMバージョンではライカM2が登場しています。
現在のオークション出品
オークションの出品はないようです。
最近「ライカ M5」を話題にしたブログ
- 情報なし
- 取り上げているブログは見つかりませんでした。
スペック
- 発売年
- 1971-1975年(P)
- マウント
- ライカMバヨネット式
- ファインダー倍率
- 0.72倍
- ブライトフレーム表示
- 35/50/90/135ミリ
- 距離計基線長
- 68.5ミリ
- 有効基線長
- 62.3ミリ
- シャッタースピード表示
- B・1・2・4・8・15・30・60・125・250・500・1000
- シャッター形式
- 機械式横走り布幕
- シンクロ接点
- X接点
- 露出計
- 内蔵
- フィルム巻き上げ
- 1回巻き上げ
- フィルムカウンター
- 自動復元順算式
- フィルム巻戻し
- クランク式
- セルフタイマー
- 内蔵
- サイズ
- W149×H82.5×D34ミリ
- 重さ
- 680グラム