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ライカ M1とは
目測の特殊なライカ
M2からピントを合わせる機能を省いたモデルで、ファインダー枠には35mmと50mmの枠が常に表示されています。
発売当初は価格が低めだったことから、「スチューデントモデル(学生用)」とも呼ばれましたが、台数が少ないために中古市場では逆にプレミアが付いていることもあります。
レンジファインダーカメラというもの自体が広角レンズと組み合わされることが多く、ピントの正確さを求められるシーンが少ないため、このような特殊なカメラであっても「普通の」カメラとして愛用されることがあります。
台数の少ないレアなライカ
もともと特殊なカメラだったことや、ライツ社が距離計付きであるM2への改造を引き受けていたことによって、ライカM1の台数はいっそう少ないものとなっています。
その中でも特に軍用モデルであるオリーブ塗装モデルは滅多にお目にかかることはなく、コレクターズモデルとして高値で取引されています。まさにコレクション向けともいうべきライカです。
どういう風に使うものか?
このカメラには一体どのような楽しみ方があるのか、今となっては分からないこともあるかと思います。
楽しみ方は人それぞれですが、コレクションとしても良いですし、実用にしても面白いと思います。経験則ですが、レンジファインダーカメラでのスナップ撮影ではマジマジとファインダーを覗きいる時間はなく、事前に露出とピントは合わせておくものですので、M1のように余計な「手段」を落としておくことは、速写に関して非常に有効なのです。
現在のオークション出品
オークションの出品はないようです。
バリエーション
- MD
- ファインダー自体が除かれたモデルです。
最近「ライカ M1」を話題にしたブログ
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スペック
- 発売年
- 1959-1964年
- マウント
- ライカMバヨネット式
- ファインダー倍率
- 0.72倍
- ブライトフレーム表示
- 35/50ミリ
- シャッタースピード表示
- B・1・2・4・8・15・30・60・125・250・500・1000
- シャッター形式
- 機械式横走り布幕
- 露出計
- なし
- フィルム巻き上げ
- 2回巻き上げ
- フィルムカウンター
- 手動リセット式
- フィルム巻戻し
- 引き上げ式ノブ
- セルフタイマー
- 内蔵/なし
- サイズ
- W138×H77×D33.5ミリ
- 重さ
- -グラム