ミノルタSR-2

minolta SR-2

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ミノルタSR-2とは

幻の「ミノルタスカイ」を受け継ぐ一眼レフ

1958年に発売されたミノルタの一眼レフ「SR-2」は、ライカM3を意識して試作されたレンジファインダーカメラ「ミノルタスカイ」のノウハウが活かされています。

「ミノルタスカイ」は、一軸式不回転等間隔目盛りのフォーカルプレーンシャッターを採用し、セルフタイマーを利用した2秒から15秒までの長時間露光や連続無段階可変のシャッター速度設定などハイスペックな機能とエレガントなボディデザインが特徴でしたが、一眼レフの時代を読んだ田嶋社長により開発中止が決定され、幻のカメラとなりました。

当時の最高スペックを誇る機能を搭載

シャッターの最高速度は1/1000秒。自動復元式のフィルムカウンターが巻き戻しクランクの横にあるのが特徴です。一軸不回転シャッターダイヤルを採用しており、内部機構としてクイックリターンミラー機構や半自動絞りを実現しています。同じくRF機から舵を切って開発したニコンFの発売が翌年であることを考えると、SR-2は最高のスペックで登場したと言えます。

レトロエレガントなデザイン

古き良きミノルタMFカメラのデザインが凝縮された、丸みを帯びたエレガントなデザインは、後年角ばったデザインに変更されていったSRシリーズの中でもひときわ魅力を放つ存在です。

また、現在でも稼働する個体は多く、実用機としてもコレクションとしても、手にとった満足感の非常に強いカメラです。

現在のオークション出品

オークションの出品はないようです。

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スペック

発売年
1958年
マウント
SRマウント
ファインダー視野率
-%
ファインダー倍率
-倍
シャッタースピード表示
B・1~1/1000秒
シャッター形式
横走り布幕フォーカルプレーンシャッター
露出計
なし
電源
なし
セルフタイマー
あり
サイズ
W146×H95×D88ミリ
重さ
650グラム