images by bing
ローライコード IIIとは
スタートマーク式セミオートマットによる簡単なフィルム巻き上げ
ローライコードIIIは、世界で初めてスタートマーク式のセミオートマット機構を採用した二眼レフカメラです。
フィルムの裏紙に記されたスタートマークをカメラのスタートマークに合わせてフィルムを巻き上げると、自動的に1コマ目がセットされ、以降は1コマずつ自動で巻き止まるようになります。この仕組によって、赤窓からフィルムのコマ数を確認しながら巻き上げる必要はなくなりました。
このセミオートマット機構はほとんどの二眼レフカメラに採用されている優れた仕組みです。
軽量で操作性の良い二眼レフカメラ
ローライコードIIIは、ローライフレックスに比べて軽量で、ピント繰り出しノブはフィルム巻上げノブと同じ右側に配置され、使いやすいカメラとして知られています。
レンズはクセナー、またはトリオターの75mmで、日本ではトリオターレンズの付いたIII型が多く存在しています。
トリオターTレンズは独特の立体感のある描写が評判で、中心部の描写が良く、周辺部もf8まで絞ると歪みは整い始め、f11では十分な画質が得られます。
以上のように、ローライコードIIIは、軽量でよく写る二眼レフとして人気を注目されています。
現在のオークション出品
オークションの出品はないようです。
最近「ローライコード III」を話題にしたブログ
- 情報なし
- 取り上げているブログは見つかりませんでした。
スペック
- 発売年
- 1950年
- レンズ
- シュナイダー・クセナー75mm / f3.8 またはトリオター
- シャッタースピード
- B・1~1/500
- 露出計
- なし
- フィルム巻き上げ
- ノブ式
- フィルム巻戻し
- ノブ式
- セルフタイマー
- なし
- 電池
- 不要
- サイズ
- 97×99×142
- 重さ
- 830グラム