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ノクトン 35mm F1.2とは
最も明るいf1.2レンズ
ノクトン 35mm f1.2はライカMマウントで利用できる開放f値の明るい広角レンズです。
光の少なくなる夕方や室内、夜間でも、ストロボを使用せずにその場の光だけで撮影することができます。そのため、雰囲気を壊すことなく被写体を写し撮ることが出来るようになります。
また、広角レンズながらも、絞り開放付近では12枚の絞り羽根による自然なボケ味を表現し、被写体を浮き立たせるような撮影テクニックを駆使できるレンズです。
非球面レンズを使用し、絞り開放から安心して使える
ノクトンは開放f値1.5以下のレンズに名付けられる「夜想曲(ノクターン)」が由来の名前です。開放f1.2の大口径35mmレンズはノクトン35mm/f1.2が唯一で、ライカの最も明るい35mmレンズ、ズミルックス 35mm f1.4を凌駕します。
高屈折ガラスと非球面レンズを使用しており、通常では解像度が甘くなる開放絞りでも、本当にf1.2かと思うほどのシャープです。絞り込むことで周辺光量の低下が解消され、画面全体で解像度が上がってきます。非常にシャープであるために、絞りは純粋に被写界深度と周辺光量のコントロールをするためだけに使用することができます。
ノクトン35mm f1.2だけの世界
透明で線の細い繊細な描写は、他のレンズにはないノクトン35mm f1.2だけの世界観を作り出し、いっそうシャープ感を強調するような描写力を持っています。 絞り開放のボケを活かした撮影では被写体をクッキリと浮き上がらせ、絞り込むことで画面全体を均一に写し出す、この一本だけで日中から夜間まで幅広く使用できるレンズです。
高い描写性能を持ちながらも、レンジファインダー用レンズの設計によってコンパクトに収められています。一眼レフ用であればさらに巨大なレンズとなるものですので、高性能なレンズの中でも特に扱いやすいレンズです。
2011年9月7日には、最短撮影距離を0.7mから0.5mに改めた「NOKTON 35mm F1.2 Aspherical VM II」にモデルチェンジされました。マウントアダプターを介してミラーレス一眼カメラで利用すれば常用する画角としてちょうど良く、テーブルの料理などを写すのも近くまで寄れるようになりました。
暗い場所でもその場の雰囲気を壊すこと無く光を拾い上げることのできる明るいレンズですので、これ一本だけで一日中どんな場所でも撮影をカバーします。ノクトン35mm f1.2は常用レンズとして欲張りな要求にも応えてくれる高性能なレンズです。
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スペック
- 発売年
- 2002年
- マウント
- VM
- レンズ構成
- 7群12枚
- 絞り
- f1.2-f22
- 撮影距離
- 0.7m-無限
- フィルター径
- 52mm
- 重量
- 490g
- 価格
- 135,000円