ウルトロン 28mm F2 - オークションでの中古レンズ探しは「クラカメGET」

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ウルトロン 28mm F2とは

ウルトロン 28mm/f2はライカMマウントで利用できる開放f値の明るい広角レンズです。

光の少なくなる夕方や室内、夜間でも、ストロボを使用せずにその場の光だけで撮影することができます。また、広角レンズながらも、絞り開放付近では10枚羽根虹彩絞りによる自然なボケ味を表現し、被写体を浮き立たせるような撮影テクニックを駆使できるレンズです。

前モデルに相当するウルトロン 28mm f1.9よりもレンズの全長が短くなったことで持ち運びや装着感も良くなりました。

また、ボディには初代エルマリートにあるようなくびれと赤と白の文字があり、加えて現代のライカにある二股カーブのピントレバーが付くなど、ライカレンズを連想させるデザインです。

このレンズはLマウントレンズであるウルトロン 28mm f1.9のVM版ではなく、全く新しい設計によるレンズで構成されています。

最大の特徴は、ノクトン 40mm、ノクトン 35mmのような、非球面レンズを使わず、代わりに超高屈折率ガラスを用いた新設計で、絞り開放付近では柔らかく、絞ればシャープになるオールドレンズのような味のある特性を持っています。

色味はニュートラルで癖がなく自然な発色であるため、どんな被写体に対しても扱いやすいレンズです。

開放f値の性能が同じレベルであるMマウントレンズには、価格差が3倍以上のライカ製ズミクロン M 28mm F2 ASPHがあり、比較するとウルトロンのコストパフォーマンスが圧倒的に高いことが分かります。

描写特性はお互いに異なり、ズミクロンにはズミクロンにしかない空気感を写し出しますが、ウルトロンもコシナのレンズ設計技術が向上し、すっきりとした描写で被写体を魅せています。

マウントアダプターを介してミラーレス一眼カメラで利用すれば、常用する画角としてちょうど良く、絞り開放付近のボケ味の良さも相まって、手放せない一本となりますよ。

オークションの出品はないようです。