ウルトロン 28mm F1.9 - オークションでの中古レンズ探しは「クラカメGET」

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ウルトロン 28mm F1.9とは

ウルトロン28mm f1.9は、光量の少ない条件下でも明るさが優位となる開放ｆ値1.9の広角レンズです。

ボディの長さは63.1mmとやや長めながら、レンズ玉自体はフィルター径46mmと大変コンパクトです。

描写はニュートラルで、レンズ中心部のシャープ感もあり、絞ることで画面全体のシャープネスが上がっていきます。逆光に強く、光線状態を選ばないのも強みです。

f1.9の明るさを活かした撮影に本領を発揮します。絞り羽根は10枚で円形に絞られ、絞り開放付近では美しいボケ味とともに被写体の立体感が強調されます。

周辺光量の落ち込みが広角レンズ特有のパースペクティブ感を与え、自然にアウトフォーカス部分から中央の被写体へと視線が運ばれます。

バルナック型ライカなどのスクリューマウント（Lマウント）カメラでは広角レンズの選択肢が少なく、特に明るいレンズはほとんどありません。世代的にも古いものが多いため、傷や曇りのない本来の描写性能を発揮するレンズとしても、ウルトロン28mm f1.9は最良の選択肢です。

コシナ・フォクトレンダーの開放f値の明るい28mmレンズとしては、VM(Mマウント)版としてレンズ設計の新しくなったウルトロン 28mm f2もありますので、Mマウントをご利用の場合はこちらも要チェックです。

オークションの出品はないようです。