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ビオゴン 25mm f2.8とは
ライバルのライカにはない25mm広角レンズ
ビオゴン25mm f2.8 ZMは、ビオゴンタイプの7群9枚構成のレンズです。
25mmという画角は実に「ツァイス的」で、コンタックス向けに開発したトポゴン25mm f4がルーツとなり、ライバルのライカにはない焦点距離です。
日本ではニコンやキャノンが後に続いて25mmレンズを発売し、1999年にはコシナが発売するのみの特別なレンズです。
歪みのない描写、「建築およびランドスケープのスペシャリスト」
カールツァイスが「建築およびランドスケープのスペシャリスト」と謳うように、広角レンズであるにも関わらず歪みなく直線を写し出します。そのため、直線の歪みを嫌う建築写真には最適なレンズで、狭い室内でも対角線82度の画角が威力を発揮します。
開放f値は2.8と明るく、同コシナの発売するカラースコパー 25mm F4と比較して、光の少ない場所での撮影に高いアドバンテージがあります。開放からコントラストが良く出ていて、周辺光量の低下も比較すると少なく、f5.6では画面全体の画質が高まり、文句の付けようがありません。想像以上に整ったツァイスレンズの描写が撮影する一枚一枚を大切に写し撮ります。
他のレンズと比較しても優秀さが際立つ
競合するレンズにカラースコパー 25mm F4がありますが、その差は開放絞りの値だけでなく、描写そのものに違いがあります。
歪曲収差の少なさや解像度の高さといったレンズ性能の優秀さはもとより、写した人の肌にみずみずしさを表現するようなレンズの味わいはこのレンズならではのものです。特に女性を撮影するのなら、このレンズを選択して間違いはありません。
また、最短撮影距離は0.5mと近くの被写体まで寄ることができますので、広角レンズの特性を活かしたダイナミックな写し方が可能になります。
このレンズ一本で、撮影する世界が変わります。広角レンズは是非、伝統あるツァイスの25mmで。
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スペック
- 発売年
- 2005年
- マウント
- VMマウント
- レンズ構成
- 7群9枚
- 絞り
- f2.8-f22
- 撮影距離
- 0.5m-無限
- フィルター径
- 46mm
- 重量
- 260g
- 価格
- 105,000円