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ニコン SPとは
ニコン史上最も特別な、プロフェッショナルカメラ
ニコンはもともと、プロ向けのカメラ機材を作ってきました。入門機を投入している現在でも、プロ向けのカメラには「F5」「D4」などのいわゆる”一桁機”と称される地位のカメラがあります。
そういった背景において、ニコンSPの地位とは、プロフェッショナル向けであり、また、ニコンのプライドをかけたカメラでもあります。
ニコンSPが登場した意味は、ライカM3です。ライカM3はレンジファインダー機の傑作機であり、大変素晴らしい評価を受けていました。これに対抗するレンジファインダーカメラとして開発されたのが、このニコンSPなのです。
広角から望遠までカバーするユニバーサルファインダーを内蔵
ニコンSPの魅力は、28mmから135mmまでの画角をカバーし、焦点距離から生じるパララックス(視差)を自動補正する「ユニバーサルファインダー」をボディに内蔵していることです。
このファインダーがあることで、他のカメラによくあるような、使用するレンズの画角によって外付けのファインダーを取り付け、撮影時に目を上下へ大きく移動する手間、というものがありません。
画角5cm以上からは等倍ファインダー
普通、ファインダーを広角レンズに対応させると倍率は低くなり、被写体が小さく見えるために標準~望遠レンズでのピント合わせは難しいものになってしまいます。しかし、ニコンSPのファインダーは広角用の縮小倍率ファインダーと望遠向けの等倍ファインダーに分かれているため、どちらのレンズでも快適なピント合わせをすることができます。これはまさに、異なる画角のレンズを使い分けるプロフェッショナルのための機能であり、精密なピント合わせと速写性に大きく貢献します。
ニコンSPは長い基線長と等倍ファインダーによって、大口径レンズでも正確なピント合わせを行うことが可能です。レンジファインダーの特性を最大限に生かしたカメラだと言えるでしょう。
現在のオークション出品
バリエーション
- ニコンSP Limited
- 2005年3月18日に発売された2500台限定の復刻版です。黒のニッコール3.5cm/f1.8と革ケースのセット販売で、同年1月14日に予約が開始されました。
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スペック
- 発売年
- 1957年
- マウント
- ニコンSマウント
- ファインダー視野率
- メインファインダー92%/広角用ファインダー85%
- 有効基線長
- 36mm
- シャッタースピード表示
- T・B・1~1/1000
- シャッター形式
- ゴム引き絹羽横走プレーンシャッター
- フィルム巻き上げ
- レバー式
- フィルム巻き戻し
- A・Rリングクランク式
- 露出計
- なし
- 電源
- なし
- サイズ
- W136×H81×D43.5ミリ
- 重さ
- 720グラム(50mm/f1.4付)
- 生産台数
- 22348台
- 発売当時価格
- 98000円(50mm/f1.4付)