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インダスター 50 50mm f3.5とは
インダスター22の進化版
インダスター50はソビエトで製造されたライカLマウントの50mmレンズです。
レンズの設計はインダスター10から続くテッサータイプで、インダスター22の光学系を改良し、シャープ感が向上しています。
インダスター50には沈胴するタイプとしないタイプがあり、沈胴タイプは個体数が少なく、多くは固定鏡胴となっています。
秀逸な描写性能
インダスター10やインダスター22同様、「安いのに良く写る」レンズとして高い評価を得ています。
コントラストは低いにも関わらず、テッサータイプならではの鋭い解像感です。発色も暖色系は濃厚に出て、若干フレアに弱いところもあります。順光では素直に描写され、斜光、逆光ではオールドレンズらしい味のある描写を楽しめます。
絞り開放・近距離では背景ボケに流れのある魅力あるレンズです。アルミ鏡胴の軽いレンズですが、その写りには驚くべきものがあります。
インダスター50mm/f3.5シリーズでは最も手に入りやすいレンズ
インダスター50は、インダスター10やインダスター22と比べてオークションでの流通数が多く、手に入りやすくなっています。
また、ライカLマウント以外にM42マウントのものもあり、ミラーレスばかりでなく、デジタル一眼レフにもアダプターを利用してカメラに取り付けることができます。
非常に小さいパンケーキレンズとしても魅力ですし、価格も性能に吊り合わないほど安く流通しています。オークションに出品中のレンズは「安くて良く写る」ロシア製レンズを体験するのに最適です。お見逃しなく!
現在のオークション出品
オークションの出品はないようです。
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スペック
- 発売日
- 1960年頃
- マウント
- ライカスクリューマウント(Lマウント)
- レンズ構成
- 3群4枚
- 絞り
- f3.5-f16
- 絞り羽根
- 7枚
- 最短撮影距離
- 1m
- 重さ
- 100g