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ジュピター11 135mm f4とは
イエナ・ゾナーの技術を受け継ぐ望遠レンズ
ロシア製レンズ「Jupiter-11」は、第二次大戦後にドイツから接収したイエナゾナーの技術を使ったレンズです。
ライカLマウントとM39ゼニットマウントで供給され、レンジファインダーカメラではフレーミングとピント合わせにコツがいるため、比較的安価にて手に入ります。
ゾナーの血を受け継ぐ優れた描写
柔らかな光のなかで良い味を出してくれるレンズです。
逆光など光の差し込み方によってはコントラストの低下が見られますが、フードを付けてやわらかな光を探すと良い雰囲気が出せる用に思います。二段ほど絞ったあたりで画質は最良となりますが、なにせ個体差のあるロシアレンズですので、抜群に描写が良いもの、そうでないものなどバラツキがあり一定の評価は難しいところです。
後期のものほど良くなるレンズコーティングにより、カラーバランスも良く扱いやすい発色です。
廉価なレンジファインダー用の望遠レンズ
レンジファインダーカメラの仕組み上、人気がなく、価格の下がっているのが望遠レンズです。
しかし、ミラーレスカメラに取り付ければ、ピーキング機能などでフォーカスはアシストされ、確実なフレーミングとピント合わせが可能になりました。今、もっとも買い時のレンズなのです。
現在のオークション出品
オークションの出品はないようです。
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スペック
- 発売
- 1948年
- レンズ構成
- 3群7枚
- 絞り
- f4-f22
- 最短撮影距離
- 2.5m
- フィルター径
- 40.5mm
- マウント
- ライカスクリューマウント(Lマウント)
- コピー元レンズ
- ゾナー135mmF4
- 重さ
- 270g