images by bing
マミヤフレックスオートマットAとは
国産二眼レフ初のフルオートマット採用
マミヤフレックス・オートマットAは1949年7月にマミヤが発売した二眼レフカメラです。
フィルムをセットして巻き上げるだけで、自動的に1コマ目が撮影可能になる「フルオートマット」方式を採用し、フィルムの装填が楽になりました。
1946年末には試作機が完成していましたが、戦後の混乱のため、廉価版のフレックス・ジュニアが先に発売されました。
高級機の品位
剛性の高いダイカストボディの両側には、2m厚のアルミ合金に皮を貼った板が取り付けられ、その上部にはストラップを取り付ける金具が付いています。
ダイヤルの目盛りは刻印が施され、ピント合わせは前面の板を繰り出すことによって行います。
フィルムカウンターは自動復元方式で、裏蓋を開けるとリセットされるなど、機能面でも近代的な二眼レフに引けをとらない高級仕様です。
現在のオークション出品
オークションの出品はないようです。
バリエーション
- オートマットA2
- 1955年発売。軽量化され、多重露光が可能となっています。セルフタイマー付き。
- オートマットA3
- 1956年発売。ケースつき価格¥25,000。大型のボディーレリーズが付きました。一部モデルでピントフードに透視装置が付きました。
最近「マミヤフレックスオートマットA」を話題にしたブログ
- 情報なし
- 取り上げているブログは見つかりませんでした。
スペック
- 発売年
- 1949年
- 価格
- ¥43,000
- レンズ
- D・ズイコー 75mm/f3.5
- シャッタースピード
- B・1-1/500
- 露出計
- なし
- サイズ
- W82×H140×D97ミリ
- 重さ
- 1227グラム