マミヤフレックスジュニア

MAMIYA FLEX jr

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マミヤフレックスジュニアとは

マミヤ初の二眼レフカメラ、なのに「ジュニア」のワケ

マミヤフレックス・ジュニアは1948年8月にマミヤが初めて発売した二眼レフカメラです。

戦後間もない頃の事情により、開発の先行していたオートマットAの廉価版として発売されたため、名前に「ジュニア」と付けられているのです。

撮影用レンズとビューレンズをギアで連動させて焦点調整を行う廉価版らしい機構を持っています。

オートマットのダイカストボディを流用

開発の先行していたオートマットAのダイカストボディを流用しているため、剛性も強いしっかりとした造りになっています。

梨地クロームの大きな飾り板で全面を覆ったマミヤらしからぬデザインが目を引きます。

フィルムの巻き上げは自動巻き止め方式で、一枚目のみ赤窓から位置を確認して撮影すると、以降は巻き上げノブの脇にあるボタンをスライドさせて巻き上げることで自動で巻き止められます。マミヤでは珍しいシャッター手動セット機です。

レンズは自社製のネオコン、シャッターはプロンター型のスタミナと名付けられたシャッターを採用しています。スタミナ・シャッターは「B」を堺にして低速側と高速側に速度が振り分けられる珍しい仕様になっています。

現在のオークション出品

オークションの出品はないようです。

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スペック

発売年
1948年
価格
¥19,000
レンズ
ネオコン 75mm/f3.5
シャッタースピード
B・1-300
露出計
なし
サイズ
W82×H138×D100ミリ
重さ
975グラム