マミヤシックスオートマット

MAMIYA SIX AutoMat

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マミヤシックスオートマットとは

世界初のセルフコッキング機構を搭載

マミヤシックス・オートマットは、1955年(昭和30年)12月に発売された6×6判レンジファインダーカメラです。蛇腹レンズによってコンパクトに折りたたむことの出来るスプリングカメラと呼ばれるカメラの一種になります。

セルフコッキングとは、フィルムの巻き上げと同時にシャッターを自動チャージする仕組みのことで、現在では当たり前の機能ですが、当時は世界最高と言われたスーパーイコンタでも搭載のなかった機能を、このマミヤシックス・オートマットは実現しています。

このことによって迅速にフィルムのチャージが行えて、速写性の優れたストレスのない撮影を楽しむことができます。

マミヤシックスの「バックフォーカシング機構」

バックフォーカシング方式とは、ピント合わせをレンズ部分ではなく、フィルムのある本体側を稼働させて行うやり方で、スプリングカメラにありがちな使っているうちにピントがずれてくる問題に対応したマミヤシックス独自の優れたシステムです。

マミヤシックスI型から伝統のバックフォーカシング方式によるピント合わせにより、長期の蛇腹の開閉に関わらず、安定して精度の高い焦点を維持することができます。

優秀な3群4枚構成Dズイコーレンズ

レンズにはDズイコー75mm/f3.5が搭載されています。

安定した描写に定評のあるレンズですが、経年劣化によって曇りの生じるものが多く、レンズの綺麗な個体がオークションに出品されていれば見逃すわけには行きません。

このページでも出品状況を常にチェックしているので、ゲットしたい方は要確認!

現在のオークション出品

オークションの出品はないようです。

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スペック

発売年
1955年
価格
¥28,410
レンズ
Dズイコー7.5cm/f3.5
シャッタースピード
B・1~1/500
露出計
なし
サイズ
W140×H104×D55ミリ
重さ
850グラム