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マミヤシックスVとは
6×6判、6×4.5判に対応するスプリングカメラ
マミヤシックスV型は、ブローニーフィルムで12枚撮影できる6×6判と、16枚撮影できる6×4.5判に切り替え可能なレンジファインダーカメラです。
マミヤシックスIV型では、差込式のマスクによって6×4.5判への変更を行いますが、巻き止めに失敗の恐れがあることや、紛失が相次ぎました。一方、改良型となるV型では、両方のサイズで自動巻き止めを可能とし、蝶番式のマスクで紛失の恐れが無くなりました。
トップカバーの背面にサイズ切り替えレバーがあり、ファインダーもマスクをスライドさせて6×4.5に切り替えることができます。切り替えレバーのロックが外付きの前期型と内臓の後期型のモデルが存在しています。
セミ判対応で機動力が上がる撮影
正方形の6×6判に対して、やや幅のある6×4.5判は構図も決めやすく、また、一つのフィルムで4枚多い16枚の撮影が可能になります。
扱いやすく、頻繁のフィルム交換を必要としない、普段持ち歩いての撮影に向いたカメラです。
もちろん、マミヤシックスの特徴であるバックフォーカシング方式によるピント合わせで、6×4.5判でも安定したピント精度が確保される大変品質の高いカメラです。
現在のオークション出品
オークションの出品はないようです。
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スペック
- 発売年
- 1953年11月
- 価格
- (セコールS+コパルモデル)¥27,700 | (Dズイコー+セイコーシャモデル)¥29,500
- レンズ
- 75mm/f3.5 (セコールSまたはDズイコー)
- シャッタースピード
- B・1~1/500
- 露出計
- なし
- サイズ
- W140×H105×D53ミリ
- 重さ
- 840グラム