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マミヤフレックス C220 プロフェッショナルとは
レンズの交換できる珍しい二眼レフ
マミヤフレックスC220プロフェッショナルは、二眼レフでは珍しいレンズの交換できる特徴を持っているカメラです。
C22の後継機として登場し、前モデルよりも小型軽量化されています。ファインダースクリーンは固定式で、正方形で12枚撮れる120フィルムとさらに枚数の撮れる220フィルムの両方に対応しています。
交換レンズには広角の55mmから望遠の250mmがラインナップされ、これらのレンズはボディ内の遮光板によってフィルム装填中でも取り替えることが出来るようになっています。工夫の凝らしたロック機構により、操作ミスの心配はありません。
精度の高さを支える設計
ピント合わせには蛇腹を用いた方法が採られていて、ピント繰り出し量が大きくなるために近接撮影の能力は他の二眼レフよりも大きく優れています。近くを撮影する際に問題となる視差を補正するため、に「パラメンダ」ーと呼ばれるアクセサリーも用意されていました。
フィルムは曲げずに直線的に給送する設計で平面性が高められています。これはマミヤCシリーズ伝統の設計で、シビアなピント合わせにも応えます。
こうした完成度の高さによってC220は人気となり、10年以上も生産の続くロングセラーモデルとなりました。
現在でも中古やオークションなどでも注目度が高く、すぐに買い手の付く人気のカメラです。
現在のオークション出品
オークションの出品はないようです。
バリエーション
- C220プロフェッショナルf
- 1982年発売。ワンタッチで使えるピントフードが搭載されたほか、巻き上げノブが大型化し、使いやすくなっています。
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スペック
- 発売年
- 1968年
- 価格
- ¥35,000(80mm/f3.7+ケースつき)
- レンズ
- マミヤ・セコール80mm/f3.5
- シャッタースピード
- B・1~1/500秒
- 露出計
- なし
- サイズ
- W115×H167×D108ミリ
- 重さ
- 1331グラム