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キヤノン 35mm f1.5とは
ライカLマウントの35mm大口径レンズ
キヤノンは技術力をアピールする狙いのためか、オーバースペックな大口径レンズを開発することがあります。50mm f0.95や、AFマウントの50mm f1.0と並んで、このキヤノン35mm f1.5もその一つです。
発売当時は、広角の大口径レンズとして世界最高の明るさを誇りました。当時といえば、35mmレンズの開放絞り値は、f3.5やズミクロン35mm f2.0のようにf2.0がハイスピード(明るいレンズ)であった時代ですから、非常にオーバースペックであったことが分かります。
スペック優先の設計
開放値をf1.5とすることで、収差や光量落ちのあるオールドレンズとして面白みのある描写があります。
それでも中央部の描写には切れがあり、それだけのスペックを実現できるレンズの性能を垣間見ることができます。
APS-Cサイズにいかがでしょう?
今、APS-Cサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼レフにオールドレンズを組み合わせるスタイルに人気が集まってます。
特に画角で35mmのレンズは35mm版換算で約50mmのレンズに相当するため、使い勝手は抜群とあって注目を集めています。
マウントアダプターを使うことで各社ミラーレス機にレンズを取り付けることができますので、合わせてご購入を。
現在のオークション出品
オークションの出品はないようです。
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スペック
- 発売年
- 1958年8月
- マウント
- ライカスクリュー(L)マウント
- レンズ構成
- 4群8枚
- 絞り
- f1.5-f22
- フィルター経
- 48
- 重さ
- 185g
- 価格(発売当時)
- 35000円