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ロッコール 200mm f3.5とは
鮮やかなレンズコーティングが魅せる緑のロッコール
MC テレロッコール QF 200/f3.5は、ミノルタMF一眼レフ用の望遠レンズです。
200mm/f4より0.5明るく、レンズは4群6枚構成で絞り羽根は6枚。フィルター径62mmのやや大きめの単焦点レンズです。
レンズガラスはグリーンに反射するアクロマチックコーティングで、「緑のロッコール」の呼び名通りに良く写りそうなレンズです。
年代ごとに細かな改良があり、後期になると内面反射防止策として絞り羽根に光沢が無くなるなど違いが見て取れます。
望遠レンズらしい背景ボケの良さ
当時のf3.5級200mmレンズとしては性能が良く、絞れば更に画質が向上します。
最短撮影距離は2.5mで、近距離でも収差は増えず、被写体の質感をしっかり掴んでシャープに表現します。
後年の高コントラストレンズとは異なり、適切なコントラストと伸びの良いグラデーションで品の良い落ち着きのあるトーンを持っています。
背景ボケはなかなかのもので、このレンズならではの空気感を含んでいます。700g台とやや重めですが、望遠レンズとして現在は非常に相場が落ち着いていますので、レンズのコレクションに加えるのも良いでしょう。
現在のオークション出品
オークションの出品はないようです。
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