シフト CA ロッコール 35mm f2.8

SHIFT CA Rokkor 35mm f2.8

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シフト CA ロッコール 35mm f2.8とは

アオリ撮影が出来るレンズ

シフトCAロッコール35mm/f3.5は、ティルトシフト撮影の出来るミノルタのMF一眼レフ用交換レンズです。

ティルトシフトレンズは遠近感を操作することができます。建物を下から撮った時の高層階ほど細くなる歪みを補正したり、デジタルカメラのフィルターに搭載されているような「ジオラマ撮影」をする際に使用されるレンズで、広告や建築などプロの現場でよく利用されます。

ピント面を操作できるVFC機能

シフトCAロッコール35mm/f3.5は、シフト機能に加えてVFC機能も備わっています。

VFCとはバリ・フォーカル・コントロールの略で、像面湾曲収差を制御する仕組みです。

レンズには像面湾曲収差を制御するリングがあり、これを左右に回します。それによって、例えば中央にピントを合わせたとして、その周辺部のピントを前や後ろに変化させたり、合焦範囲の深度を決めることができるのです。

これによって、被写体は断続的にピントが合焦し、隅々までシャープに写ります。VFCをNormalに固定すれば通常の24mmレンズとして機能しますので、光学系が同じであるがゆえに優秀な写りを得ることができます。

どこまでもシャープに。

シフト操作とVFC操作を組み合わせることにより、様々な被写界深度のコントロールをすることが可能です。

被写体に合わせてシャープな画像を得ることができるため、隅々まで精細に記録したいときにも威力を発揮します。

また、これらの機能を使わないノーマルの状態でも、35mmレンズとして優れた解像性能を兼ね備えています。中古ではなかなか見かけませんので、毎日出品をチェックしているこのページをご活用ください。

現在のオークション出品

オークションの出品はないようです。

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スペック

発売日
1977年~1981年
絞り羽根
6枚
重さ
555g