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W ロッコール 28mm f3.5とは
設計の余裕、写りの良い広角レンズ
W ロッコール 28mm f3.5は、ミノルタのMF一眼レフ用交換レンズです。
種類の多い28mmレンズの中で、発売当時オーソドックスだった開放f値3.5の余裕のある光学設計となっています。
巨大な前玉の前期型
MD時代のレンズは標準レンズと同程度の大きさであり、フィルター口径も標準的な55mmとなっていますが、初期のAUTO W.ROKKOR-SGとなるとフィルター口径は68mmと巨大で迫力のあるデザインとなっています。
重量も350gとMC28mm/f2よりも重い重厚感あふれる金属製のレンズです。
切れ味のある描写
コントラストが高くヌケの良い描写描写が魅力です。最短撮影距離0.6mと近くには寄れませんが、画面の隅々まできっちりと解像します。
また、逆光に強く、画面に太陽を入れてもそうは簡単にハレやゴーストを発生させません。モノクロでの仕上がりも良く、条件を選ばないレンズです。
同スペックにLマウントのG ロッコール 28mm f3.5があります。こちらは高コントラストと周辺光量落ちに特徴のある個性的なレンズであり、比較するとWロッコールの方がバランスの取れた優等生的な描写と言えるでしょう。
現在のオークション出品
オークションの出品はないようです。
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