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W ロッコール QE 35mm f4とは
絞りリングが変!なレンズ
W ロッコール QE 35mm f4はミノルタが発売したMF一眼レフ「SRシリーズ」用の交換レンズです。
外見から変わっていて、絞りリングは値の書かれたリングが回るのではなく、鏡胴に直接刻印された値に対して「●」印が付いたリングを回すという仕組みで、ファインダーも一緒に暗くなるプリセット絞りになっています。
レンズは4群5枚構成で、マクロレンズのように鏡胴の奥に引っ込んでいます。最短撮影距離は0.4mと思った以上に近寄って撮ることができます。
使いづらいが、プリセット絞りレンズは面白い
一眼レフはファインダーが明るく見やすいものがピントを合わせやすくて使いやすいということはご存知だと思います。しかし、このレンズの場合は絞りを設定すると絞り羽根が動きますので、ファインダーも一緒に暗くなります。
一方、どこまでピントが合っているのかプレビューしながら撮影するというスタイルも面白く、またミラーレスカメラなど電子ファインダーを搭載したデジタルカメラではそうした影響もないため、今となっては「興味深いレンズ」として楽しまれています。
なかなか繊細な写りですし、レンズ自体の造りもしっかりしています。コレクションの一本としてもお勧めです。
現在のオークション出品
オークションの出品はないようです。
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