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ロッコール 58mm f1.2とは
ロッコールの中で今、最も人気のあるレンズ
MCロッコール58mm/f1.2は、ミノルタMF一眼レフ用の交換レンズです。
ミノルタの標準レンズのなかでは最高の明るさであり、フラッグシップ的な位置づけとなっています。
暗がりでもシャープな写真が撮れるため、「鷹の目ロッコール」と呼ばれました。性能の高さとf値の明るさに、ミラーレスカメラの普及した今、一番注目を集めているレンズです。
標準レンズの最高峰
5群7枚のレンズ構成のうち、透過率の高いハイ・インデックスガラスを5枚も使用しています。また、新種ガラスやアクロマチックコーティングなど当時の最新技術が惜しげも無く投入されています。
独自の設計による諸収差の補正が非常に良好で、画面中央部のみならず周辺部も絞り開放からすっきりと描写します。絞り開放での描写はMF時代のロッコールのなかで最高との評価もあるほどです。
自動絞りのレンズは絞り羽根の枚数を減らされてしまいがちですが、58mm/f1.2は最高峰のレンズらしく絞り羽根が8枚あり、柔らかなボケ味に一役買っています。
開放での滲み、絞れば優秀な標準レンズ
絞り開放での描写では、ボケのなかでピントを合わせた被写体が浮き上がって見える大口径レンズならではの魅力があります。
特に、ハイライトの滲みは58mm/f1.2ならではの味です。ボケ質は柔らかく、人気の理由も頷けるほどです。
f1.2、f2、f4、f8と絞り込むとその描写は大きく変化し、優秀な標準レンズとしての性格が表れてきます。絞り開放での味、絞り込みで変化する描写はオールドレンズの醍醐味です。
中古の鷹の目ロッコール
58mm/f1.2には大きく分けて2種類、ピントリングが金属のものとゴムのものがあります。いずれもズッシリとした重さがあり、しっかりと作られている銘玉です。
ガラスは経年劣化によって黄色になっているものがあり、この場合はカラーでの発色がややアンバー寄りとなります。モノクロではコントラストが付くので好都合でしょう。
人気のレンズですのですぐに買い手が現れます。出品を見つけたらすかさず落札しましょう!
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最近「ロッコール 58mm f1.2」を話題にしたブログ
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スペック
- レンズ構成
- 5群7枚
- 最短撮影距離
- 0.6m
- 重さ
- 475g