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ロッコール 50mm f1.2とは
小柄な大口径レンズ
MD ロッコール 50mm f1.2は、ミノルタのMF一眼レフ用大口径標準レンズです。
鏡胴にプラスチックを採用して小型・軽量化が進められた世代のレンズで、マルチコートの施された大きな前玉ガラスがありますがなかなかのコンパクトさです。
「明るい50mmレンズ」のほとんどがf1.4の明るさであるなか、さらに上を行く開放f値1.2の明るさは贅沢なスペックです。
賑やかな後ボケと美しい前ボケ
明るい大口径レンズであるということは、被写界深度の浅いボケの大きな写真を撮ることができます。
さすがのf1.2だけあって盛大にボケます。6枚の絞り羽根による背景ボケは賑やかな一方、前ボケは美しく綺麗に拡散していきます。
コントラストも高く、総じて良く写る
コーティング技術の進んだMDロッコールのレンズですから、絞り開放からもコントラストがしっかりでキレがあります。流石に周辺光量の落ちやハイライト部のハロはありますが、f2以上に絞ると急激に改善されていきます。
f5.6以上に絞ると遠景の引き締まった安定した描写になります。賑やかなボケ、絞り込んだときの画質の変化、そして大口径。オールドレンズの魅力が3つも備わった魅力あるレンズです。
現在のオークション出品
オークションの出品はないようです。
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