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ロッコール PF 58mm f1.4とは
余裕を持った設計の58mmレンズ
ロッコールPF58mm/f1.4は、ミノルタのMF一眼レフ用交換レンズです。
1967年にオートロッコールPF58mm/f1.4として登場し、その後光学設計は変わらずに露出計と連動するMC爪を装備したMCロッコールPF58mm/f1.4となりました。
50mmや55mmより長い58mmを採用し、一眼レフの長いフランジバックに合わせて無理のない設計となったか、非常に性能の良いレンズです。
ボケ味の美しさ
透明感のある繊細さと相まって、柔らかくボケ線の滲む味はオールドレンズならではです。
絞り開放での柔らかさはフレアでなおさら強調され、線の細さからソフトフォーカスのような味わいになることも。f2に絞るとフレアは大幅に減少し、さらに絞り込むと綺麗な玉ボケが生まれます。
絞り羽根はオートロッコールが8枚、MCロッコールが6枚となり、絞り込んだ際のボケ方に違いが出ます。
淡い発色と繊細さ
線の細い繊細な描写と共に、透明感のあるあっさりとした淡い発色が印象的です。滲むようなボケ味はまるで筆を使った水彩画で、和風の描写といったところです。
レンズコーティングには緑と青の二種類がありますが、いずれも発色やコントラストには変化がないようです。
現在のオークション出品
オークションの出品はないようです。
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