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ニッコール 15mm f5.6とは
15mm、100度のスーパーワイドレンズ
ニッコール15mm/f5.6は、110度の画角を持つニコンの一眼レフ用超広角レンズです。
ニッコール15mm/f3.5が登場するまでの約6年間、このレンズは「スーパーワイド」と呼ばれていました。
開放絞り値が抑えられている分、ニッコールの超広角レンズの中では非常にコンパクトで全長の短いレンズとなります。
像の歪まない優れた描写
超広角レンズは魚眼レンズと異なり、画面周辺が湾曲しません。そのため、直線を真っ直ぐ描写することができるため、室内や建築物の撮影に多用されています。
強烈な遠近感が持ち味のレンズで、周辺のわずかな減光でより効果が強調されます。線が強く鮮鋭な描写で、優れたコーティングによって逆光にも強く、色の抜けと自然なカラーバランスで仕上がります。
手磨きのレンズ、丁寧に作られた美しさ
AF時代になると製品化されることのなかった今はなきレンズです。そしてAutoからAiまで2つの世代を跨いだレンズでありながら、あまり本数がありません。
美しい透明感の前玉は職人の手磨きで作られており、一つ一つ人の手で丁寧に造られていることを感じられる出来栄えとなっています。
古いレンズではありますが、作り込みが素晴らしく、とても格好の良い製品です。数ある超広角レンズの中で趣味性を重視してこのレンズを選ぶ人もいるくらいですから。
現在のオークション出品
オークションの出品はないようです。
バリエーション
- ニッコール-QD.C オート 15mm/f5.6
- 1973年3月発売
- Aiニッコール 15mm/f5.6
- 1977年5月発売。Ai対応
最近「ニッコール 15mm f5.6」を話題にしたブログ
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スペック
- 発売日
- 1973年3月
- レンズ構成
- 12群14枚
- 絞り
- f5.6-f22
- 最短撮影距離
- 0.3m
- 内蔵フィルター
- Y48,O56,R60,N
- 重さ
- 720g(QD.C Auto)