フィッシュアイ ニッコール 8mm f2.8

Fish eye Nikkor 8mm f2.8

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フィッシュアイ ニッコール 8mm f2.8とは

巨大な円周魚眼レンズ

フィッシュアイ ニッコール 8mm/f2.8は、ニコンの一眼レフカメラ用に発売された円周魚眼レンズです。

円周魚眼レンズとは、四角い画面の中に写る円の中に景色を描画するレンズのことです。このレンズでは上下左右180度に写る景色を描画します。

巨大でドームのようなレンズが特徴的で、見た目にもガラスの曲面が美しいデザインです。

ミラーアップの必要としない画期的設計

このレンズが発売されるまで、6mm/f5.6(1969年5月)、7.5mm/f5.6(1956年6月)といった受注生産レンズが若干製造されていました。これらのレンズはカメラ側でミラーアップを必要とし、専用の外付けファインダーを必要としていました。

一方、この8mm/f2.8ではミラーアップを必要とせず、レンズ交換に時間を要さない扱いやすいレンズとなりました。

また、Aiタイプに対応しているレンズでは開放測光にも対応しています。

滅多に出まわらない希少なレンズ

ニッコールオート時代に発売され、Ai-Sレンズ時代まで生産された息の長いレンズですが、特殊なレンズであり、現在中古での流通量はあまり豊富ではありません。

また、8mmといった画角の魚眼レンズを現在のニコンでは生産していません。とてもコレクタブルなレンズであることがお分かりいただけると思います。

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現在のオークション出品

オークションの出品はないようです。

バリエーション

フィッシュアイ ニッコール オート 8mm/f2.8
1970年8月発売。発売当時価格は109,000円
Ai フィッシュアイ ニッコール 8mm/f2.8
1977年6月発売。Aiに対応。発売当時価格は132,000円
Ai フィッシュアイ ニッコール 8mm/f2.8S
1982年3月発売。Ai-Sに対応。発売当時価格は132,000円

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スペック

発売日
1970年
画角
180度
レンズ構成
8群10枚
絞り
f2.8-f22
最短撮影距離
0.3m
内蔵フィルター
L1A,Y48,Y52,O56,R60
重さ
1000g