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Ai ニッコール 50mm f1.8とは
薄型で明るい標準レンズ
Ai ニッコール 50mm f1.8は、ニコンの一眼レフ用標準レンズです。
重さは175gと軽く、カメラのペンタ部からわずかにピントリングを覗くことの出来るほどの薄いパンケーキタイプで、中古では人気の高いレンズです。
元祖となるレンズと海外版
元々は入門用一眼レフ「ニコンEM」用に「SERIES E 50mm 1:1.8」としてラインナップされていた人気のレンズを、一部改良して「Nikkor」の冠を付けたのがこの「Aiニッコール50mm/f1.8」です。
その主な違いは最短撮影距離で、0.45mまで寄って撮影することができます。普段使うレンズとしては応用範囲の広がる嬉しい機能向上です。
また、国内では50mm/f1.8はラインナップから外れたものの、海外向けにはゴム巻きではなくプラスティック製のピントリングを採用した廉価なバージョンが製造されています。こちらは外装だけでなく、コーティングも簡略化してほとんどをシングルコート化したものが採用され、逆光時のフレアが多く出るようになっています。
ピント面のシャープさが素晴らしいレンズ
薄型のパンケーキレンズでありながら、ピント面がシャープで良く写るレンズです。線も細く、ボケ味も綺麗ですので文句なしの描写です。
絞り開放での周辺光量低下や収差は被写体を引き立てて写真全体を落ち着いた味のある雰囲気に仕上げてくれます。
50mmの明るいパンケーキレンズなら、一眼レフやミラーレスカメラで高い機動力を発揮します。普段使う常用レンズとして大変オススメの一本です。
現在のオークション出品
オークションの出品はないようです。
最近「Ai ニッコール 50mm f1.8」を話題にしたブログ
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スペック
- 発売日
- 1978年