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ヘクトール 28mm F6.3とは
ライカ初の28mm広角レンズ
ヘクトール28mm/f6.3は、1935年に発売されたスクリューマウント(Lマウント)用の広角レンズです。
シンプルなレンズ構成で、ライカレンズの中でも薄くて小さいレンズです。暗めの開放f値のお陰で、絞り開放からシャープな像を結びます。
線は細く、力強い描写
70年以上前の設計ながら、シャープで高い解像度とコントラストを兼ね備えていて、驚くほど良く写ります。
画像のタル巻収差も目立たず、線は細くて、存在感のある質感描写が魅力のヘクトール28mm、小さな筺体ながら強い個性を持つレンズです。
中古では希少に
ヘクトールには前期型と後期型が存在しています。前期はニッケル、後期はクロームの仕上げで、鏡胴の仕上げに違いがあります。
生産本数もごく僅かで、ニッケル仕上げは3000本、クローム仕上げも6700本のみとなっています。そのことから、中古市場に出回る数も少なく、レンズに曇りの少ないコンディションのものを見つけるのは難しくなっています。
現在のオークション出品
オークションの出品はないようです。
バリエーション
- 戦前
- コーティングなし
- 戦後
- コーティングあり。一部に国際絞りバージョン。
最近「ヘクトール 28mm F6.3」を話題にしたブログ
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スペック
- 発売年
- 1935年
- マウント
- ライカLマウント
- レンズ構成
- 3群5枚
- 絞り
- f6.3-f22 or f25
- 撮影距離
- 1.0m-無限
- フィルター径
- 36mm
- フード
- SOOHN