ズミクロン 40mm F2

Summicron 40mm f2

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ズミクロン 40mm F2とは

ズミクロン40mm/f2 = Mロッコール40mm/f2

ライツとミノルタが共同で開発・製造したライカCL用標準レンズです。

設計はドイツのライツ社で行い、製造はライツ、ミノルタがそれぞれ行いました。製造元によって製品名が異なり、ライツが製造したものをズミクロン、ミノルタのものがロッコールとなっています。

レンズの性能は変わりませんが、当時の品質は日本製の方が高く、Mロッコールの方が鏡胴の削り方などは丁寧な造りになっています。

コンパクトで小さなCLのボディにマッチし、普段使いにはピッタリな大きさです。

特徴的な傾斜カム

CL用のレンズは、コストダウンのために、傾斜カムという、距離計に連動させるためのレンズ後端部分が平行ではなく傾斜しているものを採用しています。

M型ライカでも、距離計の連動は保証されないものの、取り付けて撮影することが可能で、CL以外のカメラで愛用している写真家も少なくありません。

空気の写るレンズ

ズミクロンの名のつくこのレンズは、その場の空気感を写し撮ると評判です。

現代的なレンズにはないトーンの豊かさや、後ろボケのまろやかさ、被写体の立体感が特徴で、その場の景色をそのまま閉じ込めたかのような写りに多くの愛好家が惚れ込んでいます。

40mmという画角は広角でもなく、やや広く撮れる50mmレンズであり、普段から常に使うレンズとして最適な画角といえます。

現在のオークション出品

オークションの出品はないようです。

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スペック

発売年
1973年
マウント
ライカMマウント
レンズ構成
‘4群6枚
絞り
f2-f16
撮影距離
0.8m-無限
フィルター径
39mm