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ズマロン 35mm F3.5とは
ライカM3と同時に登場したMマウントズマロン
1954年にライカM3と同時に発売されたズマロン35mm/f3.5は、50mmのフレームが35mm化するメガネ付きのモデルも発売されました。最短撮影距離は0.7mと、眼鏡なしモデルの1mより30cmも近く被写体に近寄ることができます。
ライカM3には35mmフレーム枠がないため、このズマロンレンズも、M2以降のライカに付けると35mmフレーム枠ではなく、50mmのフレーム枠が出るようになります。少数ですが、製造番号が150万台のものの一部で35mmフレームワークの出るモデルも存在しています。
繊細な描写
ズマロン35mm/f2.8と同様、同じ35mmレンズのズミクロンと比べて、トーンの落ち着いた繊細な描写が魅力です。
f2.8よりも、このf3.5のズマロンの写し出す雰囲気は評判が良く、その場の空気感を写し出せるためにf3.5モデルを選ぶ写真家もいるくらいです。
現在のオークション出品
オークションの出品はないようです。
バリエーション
- L/Mマウント
- 戦前、戦後をはさんで両マウント規格それぞれに供給されています。Mマウント向けはライカm3の登場に合わせて発売されています。
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スペック
- 発売年
- 1946年(Lマウント)、1954年(Mマウント)
- マウント
- ライカLマウント、ライカMマウント
- レンズ構成
- 4群6枚
- 絞り
- f3.5-f22
- 撮影距離
- 1.0m-無限
- フィルター径
- 36mm,39mm
- フード
- ITDOO(Lマウント),IROOA(Mマウント)