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ズマレックス 85mm F1.5とは
第二次大戦中に生産された貴重なレンズ
1943年に生産を始めた大口径中望遠レンズのズマレックスは、製造本数の少ないために中古での流通がほとんど無い、希少価値のあるレンズです。
鏡胴はクローム仕上げで、なかでも極少数存在するブラックペイントは120本しか存在せず、非常に高値で取引されています。その中でも初期のものは90本しか存在しないレアなアイテムとなっています。
フードは専用のもので、ボディの色と同じ仕上げです。
良い物は時代を超える
ライカのレンズらしい、非常に柔らかい描写で、ハイライト部分には美しく境界が滲むソフトさがあります。
カラーでの撮影も古いレンズとは思えないほどで、デジタルカメラでの撮影でも、さすがのライツと言うほど写りが良いです。
現在は浅い被写界深度を求めて絞りを開けることの多い大口径レンズですが、発売当時はフィルムの感度は低く、より多くの光量が必要でした。そのため、伝説となった写真家アンリ・カルティエ=ブレッソンがライカM3にズマレックス85mmを付けている写真も残っています。
低感度フィルムを使いたい今だからこそ手に入れたいレンズの一つです。
現在のオークション出品
オークションの出品はないようです。
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スペック
- 発売年
- 1943年
- マウント
- ライカLマウント
- レンズ構成
- 3群6枚
- 絞り
- f1.5-f16
- 撮影距離
- 1.0m-無限
- フィルター径
- 58mm
- フード
- ORQPO