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エルマー 35mm F3.5とは
コンパクトなレンズ
エルマー35mm/f3.5は1930年、今から95前に登場した広角レンズです。
バルナックライカに付ければ、そのままポケットへ収まるほどコンパクトで、写りの柔らかさが特徴です。
長年に渡る改良とバリエーション
古い時代を経て生産し続けたレンズであるため、様々なバリエーションが存在しています。
最も古いものになると、黄色掛かったニッケル金属を用いた、レンズにコーティングの施されていないものもあります。ノンコートの割りには逆光に強く、シャープな画像が得られます。DIII型などニッケルのバルナックライカとの組み合わせが古いライカを持つ喜びを一層高めるでしょう。
ライカレンズならではの柔らかさ
前玉の大きさが1cmにも満たない小さなレンズは、開放絞り値からピント面をシャープに写し撮ります。後ボケに流れがあるものの、溶けるような甘いボケ味が柔らかさを醸し出します。
絞れば線の細い、シャープで立体感のある描写に変わる、古いレンズの魅力的な特徴が表れます。
現在のオークション出品
オークションの出品はないようです。
バリエーション
- ニッケル/クローム
- 古い世代のものにニッケル製の黄色いレンズがあります。
- コーティング有無
- 戦前型のレンズはコーティングが施されていません。
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スペック
- 発売年
- 1930年
- マウント
- ライカLマウント
- レンズ構成
- 3群4枚
- 絞り
- f3.5-f18
- 撮影距離
- 1.0m-無限
- フィルター径
- 36mm
- フード
- FIKUS,FLQOO,FOOKH